真面目で気が弱いダメ男"あの人”のブログ

否定的な人、非正規雇用で15年が「自己」に目覚めるまで

電話や手紙しかない時代も、今と同じぐらい良かったのではないかと思う

元彼女から便りが届いた。

返事なんて来ないと思ってたから、朝帰りで眠かったのに目が覚めてしまった。最近連絡したわけではなくて、遅~い返事がきて、2度ぐらいやり取りした。
酔いも冷めておらず、ぼんやりした頭で無理やりに文章を組み立てるも、上手くいかない。何度も読み返して消して、打ち直して消して、ボーッと意識が途絶えて、メールでまとめようと思い直して結局返信してない。

どこまで、書くべきか。


純粋で単純なアンサーか、どうしてそうしたのかという自分の意見を書くか、少し厳しいけど批判も交えて伝えたいことを書くか。頭を悩ませる。

沈黙は金、雄弁は銀。黙るべきか。
何を伝えるべきかをもう少し考えて、きちんとまとめてみようと思う。独り善がりになってはダメだ。





待て。


はたして何か伝えることがあるのだろうか?


きっと自分が思ってるのは、復縁を望んでいることだけだ。言葉や切り口を変えても、根底にある伝えたいことは "やり直したい" ということだ。
「あの時こうだから、こうした」という言い訳も、「こうしたらもっと良くなる」なんて弁明も、やり直したいだけじゃないか。

復縁に関してハッキリと「ノー」だと言ったのを忘れてはいけない。望まぬ人にいくら魅力を話しても仕方がないよ。


彼女は傷つきたくない(から批判は聞きたくない)
やり直したくない
誰かに何も言ってほしくない。



「いつでもどこでも、回線が繋がっていれば世界中無料で今すぐ連絡できる!既読の確認もできる!」

なんて、返事を待ってる方からしたら、辛抱たまらない。「いつでもどこでも今すぐ連絡できるのに、返事したくないです」って事までわかってしまうわけだ。


何も深く考えずに、すぐさま連絡ができてしまうのはお互いにとって足かせのような物かもしれない。

手紙だったら、下書きして、書き直して、読み返して、ドキドキして。また読み返して、やっぱり書き直して、紙が足らなくなって、買いにいって、送るかどうか迷って。それで、願いを込めてポストに投函したのかな。
待ち遠しい気持ちは一緒だけど、いくらか健全な気がする。古い物もいいよね。