真面目で気が弱いダメ男"あの人”のブログ

否定的な人、非正規雇用で15年が「自己」に目覚めるまで

初出勤

現場研修の初日、二日目を終えた。
私服通勤で良いとのことだけど、まだ研修中ということもあってスーツで通勤している。スーツといっても、西友で買った3000円から30%OFFだった、安物の洗える紺のスラックスにワイシャツという出で立ち。我ながら良い買い物だった。パッと見ただけでは格安のスラックスだとは気づかないと思う。

話が反れたので戻します。
研修初日、面接をしてくれた人が優しく迎えてくれた。本社の人かと思っていたら、支店の責任者的な人で、とても柔らかい物腰の人だ。彼から一通りの説明を受け、Mという現場責任者が教育指導してくれるという話だった。

現場に出るとオーストラリアを思い出した。
まさかこんな仕事をさせられるとは思ってもいなかったが、頻繁に冷凍庫を出入りする仕事を与えられた。冷蔵庫を出入りするのは、実に3年ぶりだろうか、、、あの時より歳を取り給料も下がり通勤に苦労し、周りに仲間はいない。

そう、仲間がいない……。

一歩外に出れば、だだっ広い青空から猛烈な熱線が降り注ぎ、笑顔で手を降りサングラスをかけ、ご機嫌に車を走らせ10分後には家のガレージに着く。「今夜は何を食べようか?」『週末はワイナリーでも行きませんか?』なんていう会話も無い。
何処の誰かもわからない人達が、何処かから同じ場所に集まり、黙々と仕事をしてどこかに帰る。

業務上、新しく覚えることはほとんどない。
びっくりするほど仕事も少ないし、先輩方はコミュニケーション障害と思えるような話し方ばかりしていて、活気もない。

まったり、のんびり。
それも悪くない。

仕事で世界中を飛び回る友人達の姿が何度も頭をよぎる。自分の仕事に意味が見出だせない。もっともっとやりたいことがあったんじゃないか?挑戦はどうした?手応えを感じるのか??

まったり、のんびり。
それも悪くない。

昨日はブログを更新するのを忘れてしまった。下らないことでも毎日更新しようと思っていただけに、悔やまれる。ポジティブに考えるなら、それだけ現実世界でやらなければいけないことがあったということ。充実?してたんだ。やったね。