いつだって思い浮かぶのは彼女だけ
さびしさを誤魔化すように、手当たり次第の女性に声をかける日々。
普段からマメに連絡を取っていれば、こういう時に相手をしてくれる人も多数いるのだろう。
でも、自分は交際相手が居る時は、基本的に他の人と遊ばないし連絡もほとんど取らない。だから、突然の連絡に気味悪がられたり、無視されることもしばしば。
かつて仲良く、いい雰囲気だった子なんかは、かなり冷たいものだ。そりゃそうだ、人にもタイミングってのがある。
それでもなんとか相手を見つけて、自分勝手なワガママに付き合ってもらっていると、ある時ふと思う。
「本当に誰でもいいんじゃないのか」って
一緒に出掛けて、ご馳走して、何か手伝ってもらって、感謝される。
この一連の動作がやりたいだけで、形として女性がそこにいれば、相手が誰でも構わないような気がしてきた。
いや・・思い浮かぶのはいつも彼女だ。
やっぱり好きなのも彼女だ。
起きた出来事はすべて自分が望んで選択した結果だ。
どうしようもないんだよね。