真面目で気が弱いダメ男"あの人”のブログ

否定的な人、非正規雇用で15年が「自己」に目覚めるまで

内定の連絡をもらうもナーバスになった話

選考倍率50倍の外資系企業に内定しました。
内定までの詳細は「スカウト→ WEB応募→ 書類選考→ 面接×3→ 内定」テストの類は無し。自己PRとこちらからの質問。
一次面接では4人でのグループ面接だったが、「スカウトが来たので」「まったく知らない会社」「二次面接は辞退する予定」と皆同様に言っていた。おそらく、この彼らも応募人数に含まれているのだろう。以前、自分が働いていた職場では、かなりの人数が面接に来ていたが、最終的に一人を残す全員が辞退の連絡をしてきた為、残った者が繰り上げ内定となった事実がある。

採用担当は「若干名の採用」と言っていたが、50人が応募してきて残ったのは自分一人なのかもしれない。
あー、、、なんてネガティブなのだろう。


最終面接時、採用担当に「選考に4~5日ください。内定なら電話、そうでない場合はメールします」と、言われた。数日は別の企業に応募するために行動するつもりだったが、翌日には担当から「内定です」と電話がきた。正直困った。時間が無くなってしまった。



去年の旅行中、何度も聞いた"元彼女が内定連絡を貰った時に録音していた通話内容"が頭の中で鳴り響く。




『おめでとうございます。○○○…ぜひ当社にあなたの力を……』




なぜだろう。



あれだけ欲しかった内定。嬉しいはずなのに、なんの感情も湧いてこない。



元彼女とは内定した企業のレベルが違いすぎるからかもしれない。本当に入りたい企業ではないからかもしれない。しかし、素直に喜べるような会社には残念ながら入ることは出来ない。そう、出来ないんだ。




歳を取った。




もはや自分が何を望んでいたのかすらわからない。衰えていく肉体で、これから何年もかけてキャリアを形成し、スキルを磨き、大手有名企業に勤めることなど出来るのだろうか?その為には専門性だ。目標を定めプロフェッショナルにならなければいけない。
無理だ、そんな情熱はとうに無い。




それは一次面接から始まり、ほとんど手応えがなかったからかもしれない。あまりにも展開が早いし、中身が無い割には面接回数が多かった。面接官の言うことが軽薄に感じたし、嘘ではない嘘のような言葉も何度か耳にした。



それでも欲しかった内定じゃないのか?